2019年11月17日、当ホールにおいてソプラノ西山恵子、ピアノ江澤隆行、クラリネット桜井真理、以上三氏による「西山恵子ソプラノリサイタル 深まりゆく秋に」が開催されました。
幕開けの一曲はサルティのオペラ「ジュリオ・サビーノ」から「愛しい女から遠く離れて」。続いてマルティーニ「愛のよろこびは」、パイジェルロ「奥様になった女中」と快調な歌声が続きました。
次に桜井氏登場。愛らしいピエルネ「カンツォネッタ作品19」を披露します。
そして西山氏が再登場してヴォルフ・フェラーリ「ソプラノのための4つの恋歌」を熱唱します。
第一部の締めくくりはドビュッシー「第一狂詩曲」。桜井氏と江澤氏が見事な演奏を聴かせました。
第二部はまずシューベルト「岩の上の羊飼い」。桜井氏のクラリネットも加わります。
リサイタルの締めくくりは日本歌曲です。北原白秋「鐘がなります」「からたちの花」、八木重吉「五つの歌」、石川啄木「初恋」、野上彰「落葉松」・・・。
この素敵なリサイタルの模様は一部動画でご紹介させていただく予定です。
お楽しみに。