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1970St、大改修中。


加賀町ホールでは、2台保有しているスタインウェイD-274の大規模メンテナンスが予定されています。まずGWにかけては1970年代Ser.426020をオーバーホール。

本日はアクションの中核部品であるウィッペンのセンターピンを交換。根気のいる作業が黙々と続けられています。

このピアノは1971年4月に製造されたらしいことも確認できました。

この作業によりエネルギーの伝達効率とリニアリティが向上するため、タッチはより滑らかになってコントール性も増し、音色はより色彩感に富んだものになることでしょう。それにしてもピアノとはなんと複雑な楽器であることか。

もう1台の1990年代製D-274(Ser.506430)には、8月の夏休み期間中にさらに大規模なメンテナンスが行われる予定で、その様子は逐次お知らせしていく予定です。

2台のスタインウェイD-274にもますます磨きがかかる加賀町ホールに是非ご期待ください。


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