2018年7月15日、当ホールにおいて「あ・みゅーず・めんと」による連弾コンサート、題して「サロン:愛と夢を奏でゆく情景への誘い」が開催されました。
「あ・みゅーず・めんと」は2台ピアノや連弾を中心として「アンサンブルを愉しみ演奏する」ピアニストグループで、安藤友香、伊藤舞、遠藤径子、小林真希、鱸雅世、松野晴恵、以上六氏が参加しています。今回の公演にはこの六氏に舞台俳優の林善一氏が朗読で加わり、演劇的なステージが展開されました。
<プログラムより>
(前略)今回は1台のピアノを三人の演奏者が奏でる連弾です。1台のピアノで、それぞれの奏者の個性がぶつかり合い混じり合い一つの音楽が紡がれていきます。多彩な音色と豊かな音響世界が生まれる連弾で、ピアノ音楽の新たな魅力を感じて頂ければ幸いです。
今回のプログラムのテーマは「愛または死」。人生で最もドラマチックな愛と死の物語は、音楽によってどのように語られるでしょうか。どうぞごゆっくりお楽しみください。
あ・みゅーず・めんと 小林 真希
第一部はビゼー「アルルの女」。第一、第二組曲が6人のピアニスト、そして林氏の朗読によって展開されます。
第二部の幕開けは安藤、伊藤両氏によるチャイコフスキー「眠れる森の美女」。
続いて松野氏、鱸氏がボロディン「イーゴリ公」から「だったん人の踊り」を披露。
コンサート最後の一曲はガーシュウィン「パリのアメリカ人」。小林氏、遠藤氏のお二人がおしゃれに華麗に締めくくりました。
このコンサートで「愛と死」はどのように語られたのでしょうか。近日公開予定のリサイタル動画をご覧になってお確かめください。