2018年5月19日、当ホールにおいて、フルート渡邉加奈、オーボエ石橋力、クラリネット岡田渉、ファゴット二宮真弓、ホルン堀秀樹、ピアノ三辺玲子、以上六氏によって構成されるアンサンブルジーク レギュラーコンサートが開催されました。
<ご挨拶>(プログラムより)
本日はアンサンブルジーク レギュラーコンサートにご来場いただきまして誠にありがとうございます。
アンサンブルジークは関東を拠点に活躍しているフリーランスのプレイヤーで2011年に結成された木管アンサンブルの団体です。
これまでに都内でのリサイタルや親子のためのコンサート、スタジオレコーディングなど様々な活動に携わってきました。
今回はロマン派の交響曲にも匹敵する重厚な構成とアンサンブル作品らしい軽妙さをあわせ持つ名作、テュイレの六重奏を軸に、フランスの木管アンサンブルを語る上で決して外せない存在であるフランセの木管五重奏曲など、アンサンブルの醍醐味を味わっていただけるプログラムです。軽妙洒脱でありながら、時に危ういほどにナイーブな、しかしどこか楽観的な木管アンサンブルの世界をご堪能ください(後略)。
幕開けの一曲はプーランク「ノヴェレッテ」。続いてフランセ「木管五重奏曲第一番」と続きます。
第一部を締めくくる最後の一曲はドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」。ピアノが加わる六重奏による演奏です。
第二部はツェムリンスキー「木管五重奏のためのユモレスク」に続いて、テュイレ「ピアノと管楽のための六重奏曲」。4楽章30分を超える大曲ですが、ときにユーモラスでロマンティックなトーンがホールを満たしました。
素晴らしい演奏を披露してくださったアンサンブルジークのみなさま、またの開催を心よりお待ちしております。