2019年8月24日(土)、当ホールにおいて「兵頭愛美&西本由香ピアノデュオコンサート」が開催されました。
幕開けの一曲は西本氏によるリスト「愛の夢 第3番」。
続いて兵頭氏がメンデルスゾーン「幻想曲 スコットランド・ソナタ(Op.28)」全楽章を熱演。
プログラムは西本氏に戻ってリスト「ハンガリー狂詩曲第6番」の素晴らしい演奏の後、兵頭氏はプーランク「即興曲第15番 エディット・ピアフをたたえて」、そして現代作曲家徳山美奈子作品「ムジカ・ナラ」を披露。凄絶としかいいようのない演奏です。
一部の最後は西本氏のショパン「バラード第4番」で華麗かつ玄妙に締めくくられました。
二部は連弾です。まずはストラヴィンスキー「ペトルーシュカからの3楽章」より「ロシアの踊り」、そしてシャブリエ「狂詩曲 スペイン」。
お次は連弾の定番、フォーレ「ドリー」より6曲。
そして一転、しめやかなラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」、そして同じくラヴェル「スペイン狂詩曲」より「祭り」が披露されて、この素晴らしいデュオコンサートは幕を閉じました。
このデュオコンサートの模様は、一部動画でご紹介させて頂く予定です。どうぞお楽しみに。