2019年7月7日(日)、当ホールにおいて平石安通記、大圖裕子両氏(=TAMAMA-DUO) による連弾コンサート「 Four Hands One Piano TAMAMA-DUO」が開催されました(ゲストチェリスト永野泰子、平石桜子両氏)。
ブラームス「ハンガリー舞曲1番」「同2番」で幕を開けたコンサート。ジャジーなカプースチン「シンフォニエッタ」より「ロンド」、流行りのピアソラ「ブエノスアイレスの四季」より「夏」と快調に進行。第一部はサン=サーンス「動物の謝肉祭」で締めくくられました。
第二部の始まりはシャブリエ「エスパーニャ」です。ピアノが管弦楽のように聞こえる連弾の不思議。
ここでチェロの平石、永野両氏が加わり、ステージは連弾+チェロ二本という異色の構成に。ヴィヴァルディ「2台のチェロのための協奏曲(RV.531)」から第一楽章、そしてヘンデル「2台のチェロのためのソナタ(Op.2-8)」から第一および第四楽章が披露されました。
会場を巻き込んでの合唱や、ビッグバンドの名曲「シング・シング・シング」なども披露され・・・。
コンサートはスメタナ「わが祖国」より「モルダウ」の凄絶な演奏で鮮やかに締めくくられました。
アンコールは「ルパン三世」。さらにはなんとチェロの2氏も加わる一台ハ手連弾も・・・。
楽しくも素晴らしいこのコンサートの模様は一部動画でご紹介させていただく予定です。お楽しみに。