2019年4月6日(土)、当ホールにおいて「吉田連テノールリサイタル」が開催されました(ピアノ金子渚氏)。
<プログラムの挨拶より>
(前略)CHANEL Pygmalion Days参加アーティストとして駆け抜けた2018年、掲げたテーマは「自分を知り、自分を超える」。
計6回にわたるリサイタルシリーズでは幾度となく≪自分≫と言う壁にぶつかり、時にくじけそうになっては、その度にまた新たな光と出会いました。
本日演奏します曲はいずれも世に知れた名曲ばかりです。
ピアニスト金子渚さんの美しいピアノの音色に導かれ今日新たに生まれる音楽が、皆さま一人一人のお心に少しでも届けばこれに勝る喜びはありません。(後略)
テノール 吉田 連
リサイタルは「世に知れた名曲」のオンパレード。レスピーギ「最後の陶酔」、チマーラ「海の詩」「星々は再び」、ストラデッラ「教会のアリア」と続きます。
第一部はリスト「ペトラルカの3つのソネット」の素晴らしい歌唱で締めくくられました。
第二部は一転、オペラからの抜粋が続きます。ドニゼッテイ「愛の妙薬」から2曲、「アルバ公爵」から1曲。
続いてはチレア「アルルの女」より1曲、ラロ「イスの王様」より1曲。リサイタルの最後はワーグナー「ローエングリン」から「はるかなる国」で締めくくられました。
この素晴らしいリサイタルの模様は、一部動画でご紹介させていただく予定です。お楽しみに。