2018年1月27日、加賀町ホールにおいて、O.S.T.による2ndコンサート「Triumphierend 凱旋」が開催されました。O.S.T.は福島県出身の若き三人の音楽家、大和田泰弘(ピアノ)、鈴木翔大(トランペット)、そして田中啓貴(サクソフォン)三氏によって結成されたトリオグループです。
<ご挨拶(プログラムより)>
本日は、「O.S.T 2nd Concert 凱旋」へお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
我々は5年前に同郷の音楽家3人によって結成いたしました。トランペット、サックス、ピアノの3人のトリオはあまり耳にしたことがない人も多いのではないでしょうか。
ドイツへ留学をしていた鈴木翔大の帰国に合わせ、このコンサートを開催いたします。
前回はこの編成の為のオリジナル作品も取り上げてきましたが、今回はそれぞれのソロ演奏を除き、全編アレンジ作品でお届けいたします。どうぞ最後まで、お楽しみください。
O.S.T. 大和田泰弘、鈴木翔大、田中啓貴
コンサートはそのものずばり、ヴェルディ「凱旋行進曲」(「アイーダ」より)で幕を開けます。
2曲目はトランペットとピアノによるバルダッサーレ「ソナタ」。ホールはバロック時代にタイムスリップしたかのよう。
続くは一転して現代音楽。サックスとピアノのための曲の大定番ともいえるブートリー「ディヴェルティメント」です。
大和田氏のシューマン「トロイメライ」を挟んで、バッハ「カンタータ第51番」より「アリア」の演奏によって第一部はクライマックスを迎えました。
第二部ではトリオによる演奏でブラームス「間奏曲(Op.118-2)」「狂詩曲(Op.119-4)」。そしてコンサートの最後にはムソルグスキー「展覧会の絵」が披露されました。
この素晴らしいコンサートの模様は一部動画でご紹介する予定です。