2018年1月8日、加賀町ホールにおいて、バンベルグ東京カルテットによる新春演奏会「ウィーンの風」が開催されました。
バンベルク東京カルテットは2015年に結成された東京藝術大学同窓生による弦楽カルテットで、ドイツ音楽を中心に様々なプログラムに意欲的に取り組んでいます。メンバーは次の四氏です。
(敬称略)
砂原亜紀:ヴァイオリン
廣瀬麻名:ヴァイオリン
岡さおり:ヴィオラ
小貫詠子:チェロ
(リハーサル風景)
ハイドン「弦楽四重奏曲第44番(op.33-5)」の古典的均整で幕を開けたリサイタル。続く2曲目に 演奏されたのはドラマティックなシューベルト「弦楽四重奏曲12番<四重奏断章>」でした。素晴らしくも緊張に満ちた演奏がホールを圧倒します。
そして再び古典派へ。モーツァルト「弦楽四重奏曲第9番(K.169)」です。夢見るような甘い青春の調べ。
休憩を挟んだ第二部はウィンナ・ワルツ。ワルツの始祖とも呼ばれるランナー「マリア・ワルツ(op.143)」に始まり、ワルツ王シュトラウス2世の快活で楽しいワルツが続きました。楽曲解説は砂原氏。
例によりまして、この素晴らしい演奏会の模様は一部動画でご紹介する予定です。
お楽しみに、いましばらくお待ちください。