クリスマスシーズンもたけなわの2017年12月23日、当ホールにてオーボエ木原亨、クラリネット松田優子、ホルン山下裕也、バスーン栗原愛理、ピアノ市原敦、以上5氏による「クリスマス室内楽コンサートvol.4」が開催されました。
(リハーサル風景)
コンサートの幕あけはクラリネットとホルン、ピアノによる三重奏で軽く親しみやすい小品が2曲。「メンデルスゾーン無言歌第4集(作品53)」より第2番(大貫ひろし編)、続いてフォークト「クラリネット、ホルン、ピアノのための夜想曲(作品75)」。
続くはベートーヴェン「ピアノと管楽のための五重奏曲(作品16)」。まだ二十代後半だった作曲家の瑞々しい作品精神がホールを満たします。
休憩後の第二部は、プーランク「オーボエ、バスーンとピアノのための三重奏曲(FP.43)」。ユーモアと哀愁が錯綜する曲想がオーボエ、バスーンの音色と見事な調和をみせます。
締めくくりはモーツァルト「ピアノと管楽のための五重奏曲(K.452)」。モーツァルト珠玉の一曲が素晴らしい演奏で披露されました。
アンコールにはクリスマスメドレー、そしてモーツァルトによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も披露されたこのこの素晴らしい室内楽コンサートの模様は、例によりまして一部動画でご紹介する予定です。
どうぞ、お楽しみに。