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続・コロナ感染症防止に関する取り組み

加賀町ホールは2020年7月2日、ホールとしての座席を下記のように配置し、推奨席数を56席とするコロナ感染症対策を発表しました。

しかし主催者様のお考えはさまざまでした。56席を多すぎるとして20-30席に抑えてコンサートを開催されるお客さまもあれば56席で開催されるお客さまもあり、最近では70席で開催されるケースもあります。下記写真は70席+補助9席を配置した様子で、座席間は左右15㎝ほどの間隔が空き、感覚的には56席配置の場合と大差ありません。

また9月11日、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長名で、各都道府県知事宛に「11月末までの催物の開催制限等について」と題された事務連絡が発せられました。この文書を見れば、声援の飛ばないクラシックコンサートについては、ホール定員の100%までの入場が認められているように読めます。


だからといってコロナ以前の日々にいきなり回帰できるはずもありません。一体コロナウィルス感染症を防止するためには、どうすればいいのでしょうか。科学的根拠もなく、明確な指針も見いだせないままに、各業種各事業者の手探りでの対策が続いています。


7月以降開催されてきたコンサートの様子を拝見した経験を踏まえ、私ども加賀町ホールスタッフが感じたところを下記に列記します。コンサート主催者の皆さまのご参考になれば幸いです。


1.観客のコントロールが最も重要

私どもは、席数を何席までにするかという数値的な制限よりも、実際に来場された聴衆の方々の行動のコントロールが最も重要だと考えます。

a)久しぶりのライブコンサートとあって気が急くあまり、開場前にホールに到着してしまうオーディエンスが多数いらっしゃいました。

b)興奮のあまり「ブラボー」と叫ぶ方がいらっしゃいました。

c)ホールで再会されたお知り合い同士の会話はどうしても弾みます。

d)お手洗い待ちの行列も出来てしまいます。


aについては、先着順での着席をやめて、事前に座席を指定してしまうか、または受付時の抽選・くじ引き制を導入されることをお勧めします。b-dについては、事前にオーディエンスの皆さまへのお願いを徹底させるようお願いします。


2.入場時の検温を過信しない

10月末時点で、来場直後のオーディエンスの額が外気で冷えて計測不能になるケースが多々発生しています。今後寒さが厳しさを増すにつれて、非接触型体温計による発熱者の発見はますます困難になり、事実上不可能となるでしょう。


3.換気の在り方を考える

今後寒さが厳しくなれば、開場前や休憩中、長時間窓を解放して十分な換気することは困難になります。ここでも重要なのはホール内でオーディエンスの方々ができるだけ会話を控え、静かにされるようにコントロールすることが重要と考えます。


加賀町ホールは、主催者の皆さまと緊密に協力しながら、安全なコンサートの開催のため、お客様入場前の各部の消毒、入場されるお客様への手指消毒およびマスク着用の徹底化に努めてまいります。


皆さまお気づきの点やご意見などありましたら、ご遠慮なくお寄せくださいますようお願い申し上げます。

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