音楽家の皆さまに演奏機会をご提供し、ストリーミング配信によるコンサートという開催形式の認知度を向上させるため、ホール自主企画として開始される「加賀町ホールストリーミングコンサート」は5月24日、無事第4回を開催致しました。
ライブ配信された内容は下記タイトルまたは画像をクリックすることで、いつでもご覧いただけます。
ライブを見逃された方は、是非素晴らしい演奏をご堪能ください。
ネロリはヴァイオリン武藤祐生、ピアノ/キーボード金子泉両氏によるデュオユニットです。武藤さんは1970年代からエレクトリックバイオリンを中心にセッション、レコーディング活動を開始、音楽ユニットSalut(サリュー)でリリースした「エアリアルテイル」でCDジャーナル誌下半期ベストアルバム100に選ばれるなど、エレクトリックバイオリンの草分けの一人として知られています。
金子さんは東京音楽大学(ピアノ演奏家コース)卒業、同大学院修士課程修了。ジュラ・キシュ国際ピアノコンクールでは第2位に入賞されました。現在はオリジナル曲を中心としたアーティストのライブサポートやレコーディングを中心に活動されています。
鈴木さんは武蔵野音楽大学ピアノ専攻をご卒業され、「反核・日本の音楽家たち」主催オーディション(審査委員長・芥川也寸志氏)合格者による フレッシュコンサートに出演。第4回国際芸術連盟音楽賞も受賞されました。現在東京、大阪にてリサイタル活動を展開されているほか、コンチェルト・シリーズではオーケストラとの共演や、現代作品の新作初演・再演、現代音楽祭、作曲家個展など数多くのコンサートに出演されています。
当日は日本を代表する現代作曲家3人の作品が取り上げられました。
大庭さんは桐朋学園大学を卒業され、第4回日本イタリア協会コンコルソ金賞、第23回JILA音楽コンクール弦楽器部門第2位ほか多数の受賞をお持ちで、「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト」のメンバーとして4年間在籍されていました。
佐藤さんは桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了。第12回ヤングアーチストピアノコンクール銀賞。第19回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選その他の入賞歴をお持ちで、現在は主に伴奏ピアニストとして演奏活動を行う傍ら、後進の指導にあたられています。当日は硬軟織り交ぜヴァリエーション豊かな各曲が披露されました。
近藤さんは東京音楽大学器学専攻(ピアノ演奏家コース)に特別特待奨学生として入学、現在、東京音楽大学大学院修士課程器楽専攻鍵盤楽器研究領域1年次に在籍中です。第52回スタインウェイ国際ピアノコンクール(ドイツ)カテゴリーA第1位など、数々のコンクールで輝かしい入賞歴をお持ちです。当日はベートーヴェン、メトネル、ショパンなどが披露されました。
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